Gゲージとは、鉄道模型のゲージの一種です。
鉄道模型というと、日本ではNゲージやHOゲージが主流ですが、Gゲージは線路幅ではNゲージの5倍という大きなサイズの鉄道模型です。
線路幅は45mm、車体の縮尺は実物の20分の1から29分の1くらいです。
大スケールの鉄道模型ですが、線路の最小半径は60㎝と、HOゲージとほぼ同じくらいのスペースがあれば、はじめることができます。
この急カーブを曲がるために、Gゲージの車両は、少し短くデフォルメされた車両が多く、少しおもちゃっぽい独特の風合いがあり、頑丈につくられているのが特徴です。
Gゲージはドイツやアメリカを中心に普及していますが、日本でも最近、ホテルやお店のディスプレイや、庭園鉄道(庭に走らせる鉄道)として見かける機会も増えてきました。
Gゲージを製造するメーカーはドイツやアメリカ、イギリスなどに集中しています。そのため、日本型の車両は少ないのが現状です。
しかし、スケールが大きいので、部品の製作がしやすく、意外に簡単に自作することができます。
次回から、Gゲージ車両を製作していきたいと思います。
GゲージとHOゲージを並べて見たところ Gゲージはかなり小回りが利く |