現在製作中の阪急1形、この車両には屋根上に、小型の菱形パンタグラフが搭載されていました。
日本国内で使用されているパンタグラフには、電気機関車用の大型パンタから、路面電車用の小型パンタまで、いろいろなサイズがあります。
しかし、Gゲージのパンタグラフは、ヨーロッパ型に載せることを前提としているため、大型のパンタしか製品化されていません。
ヨーロッパでは、路面電車でも大型パンタを載せることが多いようで、あまり小型のパンタグラフが使われていないためだと思われます。(福井や高知、広島などではしっている外国電車も、大型パンタグラフの車両が多いです)
今まで作ってきた車両は、既製品の大型パンタを使用してきました。
今回は初めてパンタグラフを自作してみることにしました。
今回は初めてパンタグラフを自作してみることにしました。
設計は、阪急1形と同様、3D設計ソフト「Fusion360」を使用しました。
まず、パンタの断面を描いた後、パイプツールなどを使ってパンタを設計していきます。
菱形パンタは左右対称なので、まず半分作ってから、ミラーツールでコピーすると、簡単に左右対称に設計することができます。
次に設計したものを図面化します。車体側面など面になっているものは、投影ツールで2D化することができます。
しかし、パンタなど複雑な形を図面化するときは、スケッチツールで一本ずつなぞり、出力する必要があります。
Fusion360は、3次元曲面や、パイプなどの複雑な面の図面化があまり得意ではなく、今回のパンタなどのような複雑なものの図面化には少し工夫が必要です。
模型に限らず、複雑なものの図面化が必要な場面は多いと思います。Fusion360は頻繁にアップデートを行っているので、ぜひ投影・2D化機能についても改善を期待したいです。
まず、パンタの断面を描いた後、パイプツールなどを使ってパンタを設計していきます。
菱形パンタは左右対称なので、まず半分作ってから、ミラーツールでコピーすると、簡単に左右対称に設計することができます。
設計したパンタ |
しかし、パンタなど複雑な形を図面化するときは、スケッチツールで一本ずつなぞり、出力する必要があります。
Fusion360は、3次元曲面や、パイプなどの複雑な面の図面化があまり得意ではなく、今回のパンタなどのような複雑なものの図面化には少し工夫が必要です。
模型に限らず、複雑なものの図面化が必要な場面は多いと思います。Fusion360は頻繁にアップデートを行っているので、ぜひ投影・2D化機能についても改善を期待したいです。
設計したパンタの線をスケッチでなぞる |
2D化したものを、DXF出力し、イラストレーターで編集します。
編集した図面を印刷します。この図面をもとに、パンタを作っていきます。
今回はここまで
次回からパンタを製作していきます。
デハ
編集した図面を印刷します。この図面をもとに、パンタを作っていきます。
今回はここまで
次回からパンタを製作していきます。
デハ