2015年3月18日水曜日

Gゲージ車両紹介~デハ300形


旧ブログ(吊り掛け電車の通い道)の記事を編集して再掲載したものです。

Gゲージ車両紹介、3回目はデハ300形です。
車体は、illustratorで図面を描き、0.2mmのペーパーをクラフトロボで切り出し、その後骨組みに貼り付けて製作しています。車体の縮尺は1/24です。
この車両は、車体長が62㎝と長いため、試作として3分割して運搬できるようにしました。また、空気式のドア開閉機構も取り付けました。
しかし、軽量車体に3分割式にしたのが災いしたのか、ドアの不具合が多く、近日中にリニューアルする予定です。

動力は、この車両から実車と同じ吊り掛け動力を試作し、導入しています。モーターは秋葉原で売っていた100円モーター(12V仕様)を使用しています。製作方法については、後日書いていきたいと思います。
自作車両の中で最も大型の300形
実車は、香川県の高松琴平電鉄の3000形300号です。大正15年の琴平電鉄開通に合わせて日本車両で製造された、この時代の標準型車両です。現在もレトロ電車として動態保存され、年に数回自走しているのはうれしい限りです。
動態保存後、茶色一色になった琴電3000形
製造から90年・・・保守もかなり大変だとは思いますが、少しでも長く走り続けてほしいなと思います。ことこと